ヨハネの手紙一の説教集
「母からか、神からか」
ヨブ記1章20~22節ヨハネの手紙一3章4~18節今日はⅠヨハネ三・四―一八の二回目の説教です。前回は特に一六節の、私たちも兄弟のために命を捨てるべきです。このみ言葉のインパクトをやり過ごさないようにしようと思い
「人々を義しいものとするために」
イザヤ書53章11節ヨハネの手紙一3章4~18節予告では聖書箇所をⅠヨハネ三・四―一〇としましたが、四―一八節に変更し、二回に分けてこの箇所の説教をしたいと思います。 この箇所において、御子主イエスの御業として記
「望みと確信」
民数記8章13~14節ヨハネの手紙一2章28~3章3節「中間時」という言葉があります。二度に亘るキリストの到来の間の中間時です。 初めの到来についてヨハネはこの書簡の最初にこう述べていました。私たちが聞いたもの、
「傷ついた心を包む心理知る」
イザヤ書61章1節ヨハネの手紙一2章18~27節今日は二つ、一つ目は一八節の終わりの時が来ているについて、二つ目は二〇節の油を注がれているについて語ります。 まず、終わりの時というのはユダヤ教・キリスト教の歴
「私があなた方に書いているのは」
詩篇78篇1~8節ヨハネの手紙一2章12~17節一二節「子たちよ、私があなた方に書いているのは、イエスの名によって、あなた方の罪が赦されているからである」。一二節だけでなく、一三節に二回、一四節には三回、更に
「神を知っている」
エゼキエル書33章29~33節ヨハネの手紙一2章3~11節三節に、私たちは、神の掟を守るなら、それによって、神を知っていることが分かりますとあります。私たちが、神を知っていると言い得るのは、言うまでもなく、イエ
「神は我らの弁護者」
イザヤ書11章1~5節ヨハネの手紙一2章1~6節今日はペンテコステ、イースターから五十日目に起こった聖霊降臨日です。今日は聖霊を信じるとはどういうことなのか、その一端を執り成しという点から、思い深めたいと思
「キリストの光の中を歩み行こう」
イザヤ書2章4~5節ヨハネの手紙一1章5~10節神は光であり、神には闇が全くない(五節)。神が光であるとは? それは神が光の中におられるように、私たちが光の中を歩む(七節)とあるように私たちの歩みに関わり、自分の
「喜びが満ち溢れるように」
出エジプト記33章18~23節ヨハネの手紙一1章1~4節今日から、ヨハネ書簡の御言葉を味わって参ります。説教題を「喜びが満ち溢れるように」としましたが、教会の交わりは教会の喜びが皆さんに満ち溢れるための交わり