マタイによる福音書の説教集
「惜しまずにいられない、君のこと」
ヨナ書 三・一~四・四マタイ一二・三八~四二今日は、カリキュラム教案に従って旧約聖書のヨナ書三~四章からお話します。この中に「思い直す」という言葉が三つ出てきます。一つ目は三章九節「そうすれば神が思い
「神の独り子」
詩編一一八・二二~二三マタイ一六・一五~一九私たちの告白する使徒信条は「父なる神」を信じる第一項目に続いて、「御子なる神」を信じる第二項目になります。父なる神様というのは誰に対して父かと言いますと、ま
「神さまに動かされたよ、私の心」
エズラ記一・一~五マタイ一八・一九~二〇今日は、「心を動かされた」(エズラ一・一、五)という言葉を味わいます。皆さん、皆さんの心、ありますか(ハートの絵を掲げて)。どの辺りですか。やっぱり心臓の辺りかな。
「おめでとう、神の愛こそ主の栄光」
創世記一五・五~七マタイ 二・一~一二クリスマスのあの羊飼いのように、またあの三人の学者たちのように、新たな年も、御言葉を戴いて主キリストへと導かれたいと願います。皆様、新年、明けましておめでとうござい
「神さまは我らと共におられます」
マタイ一・一八~二五主の天使がヨセフに夢に現れて言いました。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付け
「神共に、天にあっては生きている」
サムエル記下一二・一五~二三マタイ 二二・三二今日の説教題を「神共に、天に在っては生きている」としました。私たちは地上にあっても生きているし、亡くなった方も天にあっても生きていることを確認したいと
「神さまが救いの業をされたから」
Ⅰサムエル一〇・二二~二七マタイ 四・一八~二〇今日は、サウルのお話し。神様がイスラエルの最初の王様として選ばれた人、サウルのお話です。サウルという名前は「問いかける」とか「尋ねる」という意味があ
「平和あれ、と挨拶交わす」
サムエル記上二五・六マタイ一〇・一一~一五主イエスが宣べ伝えられた第一声は「悔い改めよ、天の国は近づいた」(マタイ四・一七)でした。そして弟子たちにお命じになりました。「行って『天の国は近づいた』と宣べ伝