創世記の説教集
「感謝かな、隠れキリシタン」
創世記 四八・一五~一六使徒言行録七・六~七今日の説教題を「感謝かな、隠れキリシタン」と致しました。私は以前、小林勝さんからあるお話を伺っておりました。河内長野はかつてキリシタンのいた所だ。その事があ
「平和の王」
創世記一四・二二~二四ヘブライ七・一~三今週は六日に広島に、九日には長崎に原爆が投下された七九年目の記念する日を迎えます。そして次週は敗戦の日を迎えます。平和を実現する人々は幸いである(マタイ五・九)の
「救いのしるし」
創世記 四・一三~一六ガラテヤ 六・一七パウロは自分のことをこう語ります。私は、イエスの焼き印を身に受けている(ガラテヤ六・一七)。信仰者として生きる故に受けた迫害やその傷を指して「イエスの焼き印」と言い
「福音の、仕えて生きる自由爛漫」
創世記 二・一五~一八ガラテヤ五・一三~一五自由には二つあります。一つは○○からの自由、もう一つは○○への自由です。パウロも二つの自由を語ります。まず、この自由を得させるために、キリストは私たちを自由の身
「神の約束、自分の使命」
創世記一七・一五~二一ガラテヤ四・二一~三一今日のガラテヤ書に「約束の子」(ガラテヤ四・二八)という言葉が出てきます。創世記が 女奴隷ハガルから生まれた子と自由な身の女サラから生まれた子のことを記しています
「あなたはどこに? キリストの内に」
創世記 三・七~九ガラテヤ三・二六~二九先週、洗礼式を執り行うことが出来ました。本当に幸いなことです。そこで起こった出来事は何であるのか、今日のガラテヤ書が語っています。洗礼を受けてキリストに結ばれた
「約束による恵みの成就」
創世記一五・一二~一七ガラテヤ三・一五~二〇ガラテヤ書の前回の説教で、福音理解のキャッチフレーズをこう紹介しました。全て聖霊の導きの下に人は、恵みによって救われ、その恵みを信仰を通して受け取り、信仰に
「信仰の原体験を無駄にせず」
創世記一五・五~六ガラテヤ三・一~六今日の説教題に「信仰の原体験」という言葉を用いました。これは私たち人間の側の信仰の原体験ということです。自分の原体験と言えば、人、夫々にある体験であると言えますが、
「おめでとう、神の愛こそ主の栄光」
創世記一五・五~七マタイ 二・一~一二クリスマスのあの羊飼いのように、またあの三人の学者たちのように、新たな年も、御言葉を戴いて主キリストへと導かれたいと願います。皆様、新年、明けましておめでとうござい
「祝福をくださるまでは」
創世記三二・二三~三一Ⅰペトロ三・九私たちにとって大事な言葉が三つあります。それは、有難う、相手を赦すという意味で、もういいよ、そして、ご免なさいという言葉です。これらを大事な場面で語ることが意外と難