「仕えるために来た王」
サムエル記上8章10~20節マルコによる福音書10章42~45節「人の子は仕えられるためではなく仕えるために来たのである」。今日はこの「仕える」の言葉に想いを深めたい。聖書がここで語る「仕える」は、人の子、すな
「私は来た、羊が命を豊かに受けるために」
エゼキエル書34章23~24節ヨハネによる福音書10章7~13節「私が来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。私は良い羊飼いである」。羊が命を受けるこの命は、身体的な生命というより神様との関
「失われたものを救うために来た」
レビ記26章40~45節ルカによる福音書19章1~10節「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである」。エリコの町にザアカイという人がおりました。ザアカイ本人も、そして町の誰しもが、彼がどんな人だか知
「罪人を招くために来た」
イザヤ書53章1~5、10節マタイによる福音書9章9~13節前回より六回に亘って「私が来たのは~のためである」という主イエスのこの世においでになった目的と、主イエスの人格の意味を語る言葉を取り上げて味わっており
「光として世に来た」
イザヤ書60章1~7節ヨハネによる福音書12章44~50節今日から、クリスマス後のレント受難節が始まるまでの六回に亘って、クリスマスに主イエスが天から降りて来られ地上に誕生された目的、意味を考えたい。それを、主
「救い主がお生まれになった」
イザヤ書7章14節ルカによる福音書2章6~7節救い主が、お生まれになりました。「今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになった」。母マリアのお腹の中に宿って「マリアは月が満ちて、初めての子を産み
「神の細道」
イザヤ書35章1~10節マタイによる福音書3章1~3節待降節、今日も旧約聖書から、まずイザヤ書三五章の御言葉を味わいます。最初に三-四節「弱った手に力を込め、よろめく膝を強くせよ。心おののく人々に言え。『雄々
「生まれる子は聖なる者」
創世記12章1~4a節ルカによる福音書1章35~38節今日は、創世記一二章以下の神様がアブラハムに約束したアブラハム契約を中心に、待降節にあたって、主の約束を待つという事を巡って説教します。その契約は、今日の説
「深い淵の底から、主よ」
詩篇130篇1~8節ヨハネ黙示録22章20節今日から待降節・アドヴェントに入りました。教会の暦では、今日から一年が始まることになります。その最初の待降節は、旧約時代にい身を置いて、救い主のご降誕を待つ期間です
「今も昔もおられ、やがて来られる方」
イザヤ書44章6~8節ヨハネ黙示録1章1~8節今日は教会の暦で言いますと、終末主日です。終末というと、何か審かれて罰せられるとか、滅亡とか、滅びといった怖いイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、丁