マルコによる福音書の説教集
「塔のある町、平安あれ」
エレミヤ二九・四~七マルコ 九・二八~二九主はエレミヤに言われました。 「私が、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、この町のために主に祈りなさい。その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があ
「主にあって、何を願って期待する?」
エゼキエル二三・三二~三五マルコ 一〇・三五~四五今日は『A・D・ヘールに学ぶ』の伝道旅行の開始(五一頁~)をきっかけに考えたいと思います。著者、中山昇によりますと、大阪西教会、大阪東教会の設立、河内伝
「主イエスの後ろに」
申命記六・一〇~一五マルコ八・三四~三八「私の後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、私に従いなさい」(マルコ八・三四)、主イエスのお言葉です。A・D・ヘール宣教師から洗礼を受けた西端利一牧
「救い主、再び来たる、完成へ」
アモス八・ 九~一〇マルコ八・三四~三八本日の使徒信条の箇所は「かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまわん」です。この箇所で一番気になるのはやはり「審きたまわん」でしょう。結論を先に言えば、
「キリストは一粒の麦のように」
イザヤ三八・一六~一七マルコ 八・三一~三三今日の使徒信条は「死にて葬られ」の箇所です。 天におられた神の御子はクリスマスにこの世においでになり、私たちと同じ人間となられました。同じ人間になられて、死
「行きなさい、平和の内に」
詩編 九四・一六~一九マルコ一〇・四六~五二先週の説教で主イエスの御言葉を味わいました。「これらのことを話したのは、あなた方が私によって平和を得るためである。あなた方には世で苦難がある。しかし、勇気を
「平和の宣言のヴィジョン」
詩編 八五・ 九~一四マルコ 四・三五~四一平和をめぐって聖書はどう語っているのか、今日は、混沌と対比しながら平和の御言葉を味わいたいと思います。聖書の冒頭は、この言葉で始まります。「初めに、神は天地
「落ち着いて静かに信ず、神の業」
イザヤ七・三―一〇マルコ九・二〇―二四家庭集会でまだ教会の礼拝に出席していない方が「信じるのは難しい」と仰いました。私が、私たちは天地創造の前から神様に覚えられ、愛の対象として生まれ、私たちの本国は天に