エレミヤ書の説教集
「塔のある町、平安あれ」
エレミヤ二九・四~七マルコ 九・二八~二九主はエレミヤに言われました。 「私が、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、この町のために主に祈りなさい。その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があ
「主は一人、信仰は一つ」
エレミヤ一・四~八エフェソ四・四~八今日は『A・D・ヘールに学ぶ』の居留地の雰囲気の記事(三四頁~)をきっかけに「主は一人、信仰は一つ」について思いを深めます。弟のJ・B・ヘールの記した記事をご紹介します。
「何度でも種を蒔かれる神の業」
エレミヤ七・二五マタイ一三・一~九今日は種蒔きの譬えのお話しです。 「種を蒔く人が種を蒔きに出て行った。蒔いている間に」(マタイ一三・一~)と、主イエスは大勢の群衆に語り始めました。歩きながらパラッと種を蒔
「時は満ち、恵みの定めが現れた」
エレミヤ八・四~七Ⅰテモテ二・四~七 「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ一・一五)。主イエスは、時を宣言して神の国の福音を宣べ伝えて、宣教活動を始められました。私たちは 「何
「十字架の新たな誇り」
エレミヤ九・二二~二三ガラテヤ六・一一~一六パウロは手紙の終わりに自ら大きな字で記しました。まず自らの決意を込めてこの私には、と書き出し、そして強調して私たちの主イエス・キリストの十字架の他に、誇るも
「見えるものは 見えないものから」
エレミヤ一七・七~八ガラテヤ 五・二~六今日の主題を先に申し上げておきますと、愛の実践を伴う信仰(ガラテヤ五・六)です。主題の前に、今日の説教題「見えるものは見えないものから」について語っておきます。こ
「主の救い、全ての人に及ぶため」
エレミヤ三一・三一~四三ガラテヤ 三・ 七~一四信仰や教会の、こう言いますと軽く聞こえてしまいますが、キャッチフレーズ、うたい文句の表現があります。例えば、ルター派教会の信仰の表現は「信仰義認」。改革
「御前にて、孤独を愛す」
エレミヤ一五・一七~二一ガラテヤ 一・一八~二四神はパウロを、恵みによって召し出し、御心のままに御子を示して、その福音(御子)を異邦人に告げ知らせるようにされた(ガラテヤ一・一六)。それはパウロの側に、神
「私はあなたの神となる」
エレミヤ三一・三一~三四Ⅱコリント三・一四~一六今日の聖書には神様のお約束=契約が書いてあります。 「私は彼らの神となり、彼らは私の神となる。私は彼らの悪を赦し、再び彼らの罪に心を留めることはない」(エレ
「その愛は神が父だから」
エレミヤ 三・一九~二二ルカ 一五・二〇~二四本日の主題は「父なる神」。主イエスは「アッバ、父よ」(マルコ一四・三六)と祈られました。父というのは誰の父かというと、まずその御子、主イエス・キリストの父です