エフェソの信徒への手紙の説教集
「神の栄光をたたえることに」
詩編 九六・一~一三エフェソ一・一三~一四教会暦の新年、待降節になりました。待降とは、救い主のご降誕を待ち望むということです。詩編が主は来られる(詩編九六・一三)と記す通りですが、ユダヤ教は終末に救い主
「神の栄光をたたえるために」
ヨブ記 一・二〇~二二エフェソ一・一一~一二神様はご計画をお持ちです。それは秘められた計画(エフェソ一・九)で、その内容は、こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリ
「ずっと前から、み旨の中に」
詩編一三九・一三~一八エフェソ一・四~六今日は、人生の始まる前、人生の間、人生のその後について聖書の御言葉から思い巡らします。今日の説教題を「ずっと前から、み旨の中に」としました。まず「み旨」というのは
「御子による豊かな恵み」
詩編三一・八~九エフェソ 一・七エフェソ書を読み始めました。エフェソ書の大きな主題は 「教会はキリストの体である」(エフェソ一・二三)ということです。キリストが教会の頭、教会はキリストの体です。そこで一連の説
「隔ての壁を取り壊す」
ヨシュア記六・一二~二一エフェソ 二・一四~二一モーセの後に神さまのご命令を聞いて、民のみんなをカナンに導いたのはヨシュアでした。ヨルダン川を渡り、見えてきたのはエリコの城壁でした。当時人々は敵から守
「ほめたたえよう、神の御名」
イザヤ一二・四~六エフェソ一・一~三今日は、ほめたたえる、ことを味わいたい。先週の説教では、ペトロの主イエスへの問いかけから始めました。「主よ、兄弟が私に対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。
「成長させて下さる神」
詩編 七八・一~四エフェソ六・一~四先週は、語る教師が人格的な神と繋がっているという真理を生徒が掴んだ時の変化、それは聖霊の働きだということを語りました。今日も教会における教育の働きに関わる事柄です。
「聖霊に依り頼む」
詩編 三一・六エフェソ四・一七~二四先週のペンテコステ=聖霊降臨日に続けて、今日も聖霊を巡る記事から学びます。『A・D・ヘールに学ぶ』の書物から、以前にも引用したかと思いますが、ヘール宣教師たちが日本語
「私はあなたのために祈った」
イザヤ四二・八~九エフェソ六・一八~二〇先週に引き続き祈りについて思いを深めます。聖書はエフェソ書六章、祈りを語っている箇所の一八節からにしました。どのような時にも、霊に助けられて祈り、願い求め、これ
「どうか、御父よ」
イザヤ六四・五~八エフェソ三・一四~二一『A・D・ヘールに学ぶ』には祈りに応えて御業が進む話が沢山載っています。ウィルミナ女学院の校舎が火事で焼失し再建して行くときのことを中山昇はこう記しています。神様