詩編の説教集
「神の栄光をたたえることに」
詩編 九六・一~一三エフェソ一・一三~一四教会暦の新年、待降節になりました。待降とは、救い主のご降誕を待ち望むということです。詩編が主は来られる(詩編九六・一三)と記す通りですが、ユダヤ教は終末に救い主
「希望への忍耐と信仰」
詩編 七四・一~一一ヨハネの黙示録一三・一~一〇本日は教会暦の終末主日です。終末とは、主イエス・キリストが父の栄光に輝いて到来なさる時です(マルコ八・三八)。その時には、主イエス・キリストによっ
「ずっと前から、み旨の中に」
詩編一三九・一三~一八エフェソ一・四~六今日は、人生の始まる前、人生の間、人生のその後について聖書の御言葉から思い巡らします。今日の説教題を「ずっと前から、み旨の中に」としました。まず「み旨」というのは
「御子による豊かな恵み」
詩編三一・八~九エフェソ 一・七エフェソ書を読み始めました。エフェソ書の大きな主題は 「教会はキリストの体である」(エフェソ一・二三)ということです。キリストが教会の頭、教会はキリストの体です。そこで一連の説
「大勢が主イエスのもとに」
詩編 八六・五~一〇マタイ 四・二三~二五「宣教・教育・奉仕」。いつの頃からでしょうか、この三つを当教会の働きを表すスローガンとして語るようになりました。この三つの根拠になるのが今日の聖書個所(マタイ四・
「成長させて下さる神」
詩編 七八・一~四エフェソ六・一~四先週は、語る教師が人格的な神と繋がっているという真理を生徒が掴んだ時の変化、それは聖霊の働きだということを語りました。今日も教会における教育の働きに関わる事柄です。
「聖霊に依り頼む」
詩編 三一・六エフェソ四・一七~二四先週のペンテコステ=聖霊降臨日に続けて、今日も聖霊を巡る記事から学びます。『A・D・ヘールに学ぶ』の書物から、以前にも引用したかと思いますが、ヘール宣教師たちが日本語
「静かでも、燃える心に」
詩編一一八・一~九ルカ二四・二五~三五今日登場する二人の弟子たちは嬉しそうに語り合いました。「道で話しておられるとき、また聖書を説明して下さったとき、自分たちの心は燃えていたではないか」(ルカ二四・三二)
「栄光の甦りの主」
詩編一一三・一~九マタイ一六・二七~一七・二皆様、主イエスのご復活、イースターおめでとうございます。天使が高らかに告げました。 「あの方は、ここ(=墓)にはおられない。かねて言われていた通り、復活なさった
「あなたも、とても良かったね」
詩編一四五・八~九マタイ二〇・一~一六今日は、天の国=神の国のお話です。それは神様がご主人様の「ぶどう園」のようなものです。ご主人様は夜明けに労働者たちを求めて出かけます。それから午前中九時頃に出かけ